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ななよづきのキャリア相談室

頼りがいのある後輩に共通する3つのポイント2017.06.06


30代前半で多くの人がぶつかる壁に『後輩問題』があると思います。育成や、相談など後輩へのベクトルが増え始めるころ、私はどんな後輩だったのだろうと考えると、、、あまり褒められたものではなかったかもしれません。今回は、私が思う頼りがいのある後輩について紹介します。

①報告のタイミングがうまい


私が、頼りにしている後輩の共通点の一つに報告のタイミングがうまいということがあります。報連相の大切さはここで書かなくとも皆さん理解があると思います。その中でも。私は報告に関して重要視します。当然、信頼しているから報告があれば十分ということもありますが、タイミングがずれると報告をしてくれても意味がない場合もあります。では、どのタイミングかというと、自身の仕事の切れ目ではなく、私の仕事の切れ目を見計らって報告してくれる後輩はすごくありがたいです。メールで済ませればいつでも問題ないという意見もあるかと思いますが、メールを確認するタイミングも要は仕事の切れ目です。なぜ彼らがそのタイミングを外さないかというと、恐らくですがプロジェクト全体が把握できているからだと思います。外資系特有かもしれませんが、そのプロジェクトは誰がリードを取ってやるかということを重視します。私がリードを取って進めるプロジェクトに関しては、私が集中できる環境を周囲が作ってくれると非常にありがたいです。そのため、報告のタイミングに関して私は重要だと思います。

②遠慮なく帰る


先輩や上司が席を立つまで帰れない雰囲気というのは内資だけの話ではないと思います。少なくとも働いている日本人は、これまで育ってきた環境もあるので、多少なり気を使うことがあるかもしれません。しかし、気にすることなく帰りましょう。仕事を早く終えることは悪いことではなく、あなたの仕事の効率性をアピールする何よりのチャンスです。仕事の量は、あなたよりも先輩や上司の方が持っていることは間違いないです。ただし、時間がかかる仕事の量はあなたが多く持っているかもしれません。言い換えれば、時間を書ければできる仕事をいかに早く遂行できるかが問われます。当然、途中で帰るということではなく、完了させてもしくは、完了予定を明確にしてから帰りましょう。私は、同じプロジェクトに関わる後輩が、私よりも早く帰っている姿を見ると次回から依頼の内容の質を上げることや相談相手としても検討するようにしていました。そういうスタンスで働いているといくら後輩であってもリスペクトに値します。

③実行する


私は、職場の後輩と飲みに行くことがあまり好きではなかったです。なぜか。どうしようもない愚痴が出てくるかです。こんなことがしたい、こんなことをした方が良いと思う。私の信頼する後輩は、飲み会の場での愚痴ではなく、業務時間中に相談として持ってきます。愚痴は、業務外のものですが、相談は業務内のものです。なぜ、相談できるのか。彼らの共通点は実行力があるところにあります。実行力があると、やってみたという点で先輩に相談する余地が出てきます。

 

愚痴:今回のプロジェクトは、このように進めた方が良い

相談:今回のプロジェクトで、これをやってみたがうまくいかないので、このように進めてみたい。

私の経験上、愚痴の多くはまだやっていないことに関するものが多いです。大切なのは、やってみたという結果です。結果があれば相談することが可能です。実行することができる後輩の意見は聞く必要があります。また、意見を求めるようになります。飲みに行って愚痴をこぼす前に、実行してみてオフィスで相談しましょう。

 

私のまわりで、頼りがいのある後輩の共通点を3つご紹介しました。当然、あなたの上司と違う内容かもしれませんが、持っていて悪くはない素養かと多います。特に、3つめの実行力に関しては今すぐにでも始めていいのではと思います。

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この記事の筆者

ななよづき

現在40代ど真ん中の1児のママワーカー。
外資系の企業を渡り歩き続け、ママ業本気、ビジネス超本気の人生を過ごす。企業人事の枠を超え現在は人事コンサルタントとして独立。常成長し続ける組織を作るために、中小企業から大手企業まで幅広く支援を行い、近年はダイバーシティー推進にも注力。『働く』に男性も女性もパパもママも関係ないを信条に日々活動。

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