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日本進出している海外スタートアップまとめ2014.04.25

海外の企業にとって日本は、所得水準と国民のリテラシーがともに高いため無視できない市場です。そのため、近年では特に波に乗った多くのスタートアップ企業が日本に進出してきています。今回は、そんな近年日本に進出している海外のスタートアップ企業の情報をまとめてみました。

■Fab.com

startup01Fab.comは2011年にJason Goldbergによって設立されたソーシャルコマースの会社です。伊藤忠とジョイント・ベンチャーで2014年から本格的に日本進出を行う予定です。現在、1300万人以上の登録ユーザーが存在し、創業2年目にも関わらず250億円以上の売り上げを出しています。

「何か欲しいけど、それが何か具体的には分からない層」をターゲットに、リピート率の高いサービスを構築しており、約7割のユーザーがリピートであるという。Fab.comでは、ここにしかないユニークな商品を集めており、そこが他のサービスとは大きく異なる点となっています。



■Pinterest

startup02

Pinterestは、2010年のローンチ後アメリカで急速に成長している画像に特化したSNSサービスです。すでに日本法人も設立しており、2013年11月に日本向けのウェブサイトをオープンするなど、注目を集めています。ピンボード風のUIデザインで特に女性を中心に支持を集めています。

多くの有名投資家やVC、日本では楽天が約50億円を出資しており、アメリカのみならず日本での今後の発展が気になります。

■AirBnB

startup03日本ではまだ馴染みがないですが、AirBnBは2008年にローンチされた、空き部屋を貸し借りすることができるサービスです。2013年9月に日本版がスタートしました。amazonの創業者Jeff Bezosからも出資を受けており、急速に成長してきています。

現在、全世界192ヶ国3万4000の都市にホストがおり、20言語・30通貨に対応しています。AirBnBを利用して宿泊したゲストは2013年には900万人に達しており、2014年には確実に1000万人を超えて飛躍的な成長を遂げると期待されています。

■Uber

startup04Uberは、2009年に設立されたハイヤー配車サービス。日本では2013年11月に六本木周辺エリアで限定ローンチされました。現在、アメリカを始め、世界22ヶ国で展開しており、アジア諸国での事業拡大に力を入れているようです。

携帯アプリを通じて現在地にハイヤーを呼ぶことができます。配車状況が可視化され、ハイヤーがいつ到着するのかがだいたい分かる。決済はアプリで行うことができるため、決済不要。この便利さが世界各国でウケており、話題となっています。

■Spotify

startup05Spotifyは、2006年にスウェーデンで創業され、2008年に正式にサービスがスタートした世界大注目の音楽ストリーミングサービスです。日本でも近々ローンチされる予定で、アーティストやレーベルとの権利関係等がどうなるかなど、音楽関係者は目を離せません。

2013年12月時点で2400万人の会員、600万人の有料会員を有しており、年間1000億円もの売上を超えていると言われています。すでに全世界55ヶ国に展開しており、Spotifyを通じて2000万以上もの曲にアクセスできるなど、音楽好きには魅力的な点が多く、日本での展開が期待されています。

■Box

startup06Boxは、2005年に創業された企業向けストレージサービスです。2013年11月に日本法人を設立し、2014年4月に日本語版がリリースされる予定。日本で英語版のサービスを利用する人も多く、日本語版による日本の利用者数は急速に拡大していきそうです。

オンラインでテキストの作成やファイルの共有などができるセキュアなこのサービスでは、無料でも大容量のストレージが利用できます。アメリカでは18万社以上がBoxのサービスを使用し、米フォーチューン誌が年1回編集・発行する「フォーチューン500社」に掲載される会社の97%がBoxのサービスを利用しているそうです。

■Path

startup07Pathは、2011年に元FacebookのDave Morinにより創業されたクローズドなSNSを提供している会社です。クローズドなSNSとして最大規模であり、2013年では登録者数1000万ユーザーを獲得。2013年2月にPath副社長が日本に来日し、日本語対応を発表しました。

Pathの特徴は、150人限定のSNSで個人間チャットやグループチャットができ、様々な情報を仲の良い友達だけで気軽に利用できる点。多くの人が使っているSNSはオープンなものばかりですが、人数が限定されているからこそ、話せる内容もありますよね。

■Puteko

startup08Putekoはニュージーランドで創業された会社で、2013年にオフィスを日本に移しています。

日本では、ソースネクスト社が2013年9月14日にPuteko社と業務提携を結び、日本での販売を開始しました。
iPadやandroidタブレットで使える「colAR Mix-3D塗りえアプリ」を起動すると、紙に書いたイラストが3D化して動き出すというもの。様々な情報メディアで紹介され、話題を集めています。

メンバーは、オフィスを東京に移した理由として、「かわいいキャラクターの王国だから」と述べています。
Putekoと日本のアニメや漫画がタッグを組むことで、日本の文化をより世界に広めていける可能性を感じさせます。

世界は日々急速に変化している!

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したサービスの数々は、どれもみなユニークなアイデアに溢れていました。
Facebookやtwitterも、はじめは小さなスタートアップ企業だったことを考えれば、これらの企業が数年後、世界を代表する企業になっていることも十分可能性があると言えるでしょう。

インターネットの進化によって実現できるサービスの幅はどんどん広がっています。
日々めまぐるしく変わる世界の中で、人々のニーズを敏感に感じ取りすぐにビジネスにできるスピード感が、スタートアップ企業の魅力かもしれません。

外資企業への転職を考えている方は、新しいものを生み出す挑戦ができるスタートアップ企業を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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