週末はハードにドラゴンボートで活動

2018.12.17 及川 学

今期最後の大会、皆で写真撮影

　香港のメジャーなスポーツと言えば「ドラゴンボート」。ただ自分の勤務する会社にチームはなく、代わりに日本人コミュニティのチーム「日本龍」で、主に週末活動しています。本日は今期最後のレース、場所は香港の離島「長州島」、現地までは高速フェリーで30分。チーム構成は主に現地駐在員の方が大半ですが、私の様な永住者、香港人、日本人の配偶者(外国の方)など、様々な出身、幅広い年齢層が集まっています。なかなかガチなスポーツで大変ですが、皆一生懸命漕いだ結果、入賞することが出来ました。普段の仕事上で得られない、スポーツを通しての新たな交流は特別な感動があります。

クリスマス商戦、最前線。地元メディアに奮闘中

2018.11.19 及川 学

御節とクリスマスパーティ料理

　小売業、飲食業にとってクリスマスは一年の中でかなりの売上を占める重要な時期。大体8月くらいから商品開発、販促計画の立案などをスタートし、9月にはほぼ決定します。今日は地元メディアに対してのプレゼンを行います。今回は自分でメニューデザインを手掛けた御節、見本の料理作成、プレゼンまでを英語で行います。後に七面鳥の丸焼きをメディアの前でカット、その場で召し上がっていただきます。反応は上々、沢山の質問攻めにあいながらも、写真撮影にも応じちょっとしたスター気分。この日の準備期間で多少の残業はしたもの、普通のシェフが経験出来ない事を、出来る事は大いなる喜びです。

ローストターキーをメディアの前で切り分け

中秋月「月餅」商戦最前線

2018.10.15 及川 学

特設、期間限定の月餅売り場

　９月２４日は中秋節、香港では家族で集まり、ランタンを持って月餅を食べ、月見をするというのが恒例な行事です。大体、９月に入るとあちこちで月餅の製造、販売が始まります。最近のトレンドして、伝統的な蓮餡から、様々な味の餡（チェコ、いちご、カスタードなど）へ、変わり種ではアイスクリームになったものまで。有名なホテル、製菓メーカーは勿論、勤務先であるセントラルキッチンで作られたオリジナルブランドもあり、多種多様です。店舗にも大体的に売り場を設け、月餅を販売します。週末は長蛇の列でお客さんが溢れます。

自社ブランドの月餅

香港最新の鍋料理「蒸鍋」とは

2018.09.10 及川 学

蒸し上がったバイ貝と野菜類

仕事柄、職場の同僚と食事に行くことは良くありますが、大体は香港式の「火鍋」が一般的です。しかし、この日は最近香港で密かに流行っている「蒸鍋」で交流をはかります。基本のセットは一般的な火鍋ですが、鍋は蒸し器で鍋底にはおかゆがあります。上は蒸し皿で、そこに具材をおき、蓋をセット、ただ蒸していきます。（蒸し時間は具材毎にタイマーがセットされます）現地の海鮮、鶏肉、野菜と順番に食べ、最後あらゆる具材からしみ出した、底のおかゆを食べてしめます。これが旨い！これは今後全世界で流行りそうです。

超絶旨い、〆のおかゆ

地味な「鮪解体ショー」

2018.08.20 及川 学

鮪の頭に鋸が入ります！

今日は鮪解体の日、セントラルキッチン内の鮮魚ルームで作業を行います。２人のローカルスタッフがアシスタントを務めます。それとQA（品質管理）が作業を見守ります。この仕事も１年。以前は見物人も多かったのですが、今では数名です。 専用のノコギリ、包丁を使って裁きます。身を４つの上身にし、それを２−３キロのブロックに切ります。特殊な吸水紙に包み真空包装、氷詰めにし店舗に搬送します。鮪が４０キロと小さいこともあり、作業は１時間ほどで無事終了。次回はもっと沢山の人の前で、１００キロ超えを捌きたいです。