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INTERVIEW 1

グローバルなキャリア開発を目指す人、「Modis」が寄り添います!

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総合人材サービスのグローバルリーダー、アデコ株式会社が擁する
技術者派遣「Modis」
世界最大※の人材サービス企業アデコグループの日本法人で、総合人事・人材サービスを展開するアデコ株式会社(以下アデコ)は、2018年に技術者派遣のグローバルブランドである「Modis」を立ち上げた。この先ますます深刻化するIT人材の人手不足の状況を受けて、2019年4月からはModis Staffing事業本部で「外国籍エンジニアの派遣サービス」もスタート。アデコが外国籍のエンジニアを無期雇用の正社員として採用し、各クライアント先での就業をサポートする。世界20カ国のブランチ、8000社以上のクライアントを持つModis Staffing事業本部の、新たな狙いについて話を聞かせていただいた。

首都圏エリアからは、江尻智行さん、松原宏治さんがインタビューに登場。Modis事業部の成り立ちから今後の展望について話してくれた。

※Staffing Industry Analysts 2017、人財サービス企業売上ランキングより
プロフィール
Modis Staffing事業本部 事業本部長
江尻智行(えじりともゆき)さん

アデコグループの株式会社でエンジニア派遣・コンサルティングサービスを担う「VSN」に11年勤め、2019年1月から現ポジションに就任。
Modis Staffing事業本部 Global Talent Consultant Director
松原宏治(まつばらこうじ)さん

アデコグループの旧「プロフェッショナルエンジニア」部門に約20年以上所属した後、現ポジションに就任。
Startup:新サービスがスタートした理由は?


―まず始めに、皆さんがアデコで働くことになったきっかけを教えてください。 江尻(敬称略):私は西日本エリア担当の弊社増田と同じく、アデコのグループ会社「VSN」を経て今の事業部に入社しました。
松原(敬称略):もともと私は自動車ディーラーの営業として、主にクライアント企業と接していましたが、人材業界はクライアント企業にも求職者にも接する機会が持てるので、興味がわいて入社しました。

―Modisで“外国籍エンジニアに特化したサービス”が立ち上がった経緯を教えてください。 江尻:出入国管理法の改正によって外国人労働者の受け入れが拡大したことが、大きく影響しています。私たちが普段からおつき合いさせていただいているクライアント企業や、日本で働く外国籍の方からヒアリングした結果をもとに、私たちだからこそできることを検討し、このサービスがスタートしました。外国籍の社員を受け入れる体制が整っていない企業様はまだまだ多いので、そこは私たちにとってビジネスチャンスであり、リスクでもあります。ただし、今後ますますエンジニアの人手不足が深刻になっていくので、外国籍の社員たちがクライアント企業の事業推進に繋がるはずだと信じています。

―江尻さんは、本部長としてどんなことをされていますか? 江尻:楽しんでいます! というのはまず一番にありますが(笑)、今以上にいろんな方面からエンジニア人材のニーズに応えられる状況を作りたいと思っています。まずは外国籍で日本在住のキャリアがあるエンジニアを積極的に採用していますが、2020年にはエンジニア未経験の留学生もターゲットにする予定です。さらに時間や資金がない若者や年配の方でチャレンジしたいと思っている方も、国内外を問わず将来のエンジニア候補として視野に入れています。スキルを身に着けたい方を新たな人材としてクライアントに紹介できたら、手に職をつけたい求職者と企業側の両方のニーズを満たせますし、私たちの介在価値も発揮できると思います。

HR:求める人材は?

―すでに5名の外国籍エンジニアが採用になりましたが、どんな人材を求めていますか? 松原:日本語能力以上に、「現場の社員たちと仲良くなりたい」という気持ちや「自己発信力」を持っていることが大切ですね。さらに「自分がどういうスキルを磨いていきたいのか」や「どういうポジションに就きたいか」という明確な目標を持っている方には仕事を紹介しやすいです。

―面接をしているエンジニアの方々に、何か傾向はあるでしょうか? 松原:若手や留学生の方は「まず日本で働くための第一歩を踏み出したい」という意識の方が多いです。キャリアのある方は開発の上流工程を目指していたり、自分の得意分野を極めたいという信念を持っていたりする方が多いです。また自分のスキル範囲を曖昧にせず明確に話してくれる方がほとんどです。

―エンジニアの派遣先となるクライアントは、どんな企業が多いですか? 松原:「働き方改革関連法」が施行された影響もあり既存社員の負荷削減のため、アデコに派遣社員の相談をする企業様が非常に増えました。クライアントからは開発の上流工程を任せられる人やインフラ技術者を求められますが、希少価値の高いポジションです。そこでぜひ、外国籍の方たちにご活躍いただきたいと思っています。

Excitement:多くの人材を仲間にする喜び

―皆さんにとっての仕事のやりがいは何でしょうか? 松原:「エンジニアの採用を増やす=私たちの仲間が増える」という状況が、一番楽しいところですね。外国籍の方々は「とにかく日本が好きで日本で働きたい」、「今よりもキャリアアップしたい」という思いが非常に強いんです。エンジニア職は第二第三ベンダーとして仕事を受けて、階層が低い立場になりがちですが、Modisは一次ベンダーとして受ける仕事ばかりなので、キャリアアップを目指しやすいです。仕事に意欲的なエンジニアばかりなので、私たちが皆さんをしっかり支援していきたいです。

江尻:私はもともと所属していた「VSN」事業部での意志も引き継いで、仕事をしています。「VSN」は、コンサル能力もあるエンジニアをクライアントに派遣するサービスでしたが、このビジネスモデルが生まれたのは、リーマンショックの時期に遡ります。多くの企業にとって苦しいビジネス状況でしたが、そんな中でもニーズのあった人材は「柔軟な対応力のある人」だったり、「指示された以上のことができる人」でした。その経験を踏まえて、「課題解決ができる人=下から目線のコンサルティングができる人」をクライアントに紹介すべく尽力しています。

Future:人の力を信じて

―他社と比べて、アデコが特に自信を持っていることは何でしょうか? 江尻:やはり真摯に人に寄り添っている会社だということですね。特にアデコグループの中でもModis事業部が一番だと言えるくらいの気持ちでいます。未経験や外国籍の方々、働き方やキャリア開発に向き合って仕事をしています。人に寄り添うからこそ人間味のある甘さや辛さも出ますが、むしろそこが私たちの一番の強みだと思っています。

―外国籍エンジニアの採用における目標を教えてください。 松原:2019年で48名のエンジニアを採用する目標を掲げていて、現在8名の採用が決まっている状況なので、引き続き積極的な採用活動を続けていきたいと思います。

江尻:現在、私たちは外国籍エンジニアの採用に力を入れていますが、会社としては決して“外国籍”にこだわっているわけではありません。アデコにはさまざまなビジョンがあり、「キャリア開発が当たり前の世の中を創っていきましょう」という大きなテーマがあります。やはり事業を回しているのは“人”ですから、どれだけ発展しようが出身国がどこであるかに限らず人の力はやはり大きいと思います。

海外から人を受け入れることは、それぞれの考えや思いを受け入れることでもあります。人手不足を解消して日本のビジネスに元気になってほしいですし、さまざまな文化や思想が日本に入ってくることによって、日本は新たに発展すると思っています。私たちのやっている事業は今後の日本、世界を動かす大きな原動力になっていくと思っているので、ぜひ私たちの仲間になってくれる方からのご応募お待ちしています!

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