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INTERVIEW 1

チームビジネスを強みに、大手企業へ成長する自信あり

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グローバルなメンバーが集う人材紹介会社「Cornerstone」で、働くチャンス!
2019年に東京で創業された「Cornerstone Recruitment Japan株式会社」は、採用コンサルタントを積極的に採用中。さまざまなバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの能力を発揮できる環境で、会社も大きく成長を遂げている。この特集では、創業者から若手まで、さまざまなポジションの社員が登場し、それぞれの仕事に対する思いを語っていただいた。

プロフィール
マット・ニコルズ
Cornerstone Recruitment Japan株式会社 創業者・代表取締役


イギリス出身で大学卒業後に来日。愛知県・名古屋市で英語教師を勤めた後、イギリスに帰国し、人材業界でキャリアを積む。その後、自身の人材ビジネスを立ち上げ、事業を売却後に再来日。日本の人材業界に従事した後、Cornerstone Recruitment Japanをアレックス・ゾボリ氏と創業した。
Startup:すでに人材事業での成功実績あり


—来日したきっかけを教えてください。 私は、もともとラグビーのプレイヤー兼コーチになりたいと思っていました。日本で一時的に英語教師をしていた経験がありますが、それも、ラグビーに関心の高い日本に滞在できる方法を探していたときに、見つけた方法でした。南アフリカやオーストラリアでもラグビーをプレーしたことがありますが、名古屋でラグビーをしながら英語教師をしていた生活は、とても素晴らしい経験でした。初来日後、いったんは母国のイギリスに帰国しましたが、日本での経験が忘れられなかったため、再び来日し、現在に至ります。

—人材業界の仕事をするきっかけは何だったのでしょうか? 約20年前、私は日本からイギリスへ戻って仕事を探していましたが、当時の人材業界は決して人気のある仕事とは言えませんでした。しかし、人材業界で働いている友人がおり、彼が働いている会社を紹介してくれて面接を受けることになりました。それが、私にとって得意なことであり、とても楽しめる仕事だったことは、とてもラッキーでしたね。この仕事で、転職に成功した人の成長を見届けることは、何より楽しい瞬間です。初めてお会いした方が転職し、2年後にはまったく違った装いで、見た目も変わり、経済的にも豊かになっていることを目の当たりにできることは、とても素晴らしいことですね。

—「Cornerstone」を創業することに決めた理由を教えてください。 共同創業者であるアレックスは、もともと同じ人材会社で一緒に仕事をしていました。そして、Cornerstone創業前にもう1社、社員19人のスタートから220人まで拡大することに成功した人材ビジネスも、共に経験を積んでいます。アレックスは、人材ビジネスに関する考え方やアプローチが私と同じで、私が常に一緒に働きたいと思わせてくれるビジネスパートナーです。そこで、彼と共にもう1社立ち上げたいと思い、創業したのが「Cornerstone」になります。さらに当社は、モルガン・スタンレーから投資を受けることにも成功しました。私が知り尽くしている人材市場で、頼もしいビジネスパートナーの存在もあり、まさに完璧なタイミングで、新しい会社を始めることができました。

Growth:コロナ禍でも成長した会社の秘訣は?

—日本の人材市場は、海外と比べて、どのような印象をもっていますか? イギリスやアメリカ、特にオーストラリアに比べると、日本の人材市場は、まだまだ伸びしろがあると思っています。特にバイリンガル人材の市場はとても小さいので、この先もっと成長できると思います。私たちは日系と欧米のビジネス方法をうまく混ぜ合わせ、ユニークなビジネスを展開しています。さらに、日本の人材業界は他の国と比べると利益が高いため、優れたリクルーターであれば、大きく稼ぐことができます。大手外資の採用サービスが、必ずしも日本市場にマッチするとは限らないので、日本を拠点にしている私たちには、大きなメリットがあります。

—御社は2019年に社員数4名でスタートし、現在は50名以上に増えていますが、急成長の秘訣は何でしょうか? 私たちが、人材業界のノウハウを熟知しているからだと思います。私たちは優秀でクライアントにマッチする人材を採用することに長けていますし、社内研修も充実しているため、社員の離職率はとても低いです。人の入れ替わりが激しい会社は、成長するのが難しいという現実に直面しがちです。私たちの社員研修は、人材業界の中で最高の内容だと自負していますし、改善し続けています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、慎重にビジネスを行ってきましたが、コロナ禍においても、弊社は成長を続けられたので、次のステージに進む準備はできています。

Diversity:多様性の中にあるチームワーク

—ここ2年ほどは新型コロナウイルス感染症の影響下にありますが、社内はどんな変化がありましたか? 私たちは、可能な限り平常通りに仕事が進められるように努めています。以前のように海外と行き来することは難しくなり、社員たちが母国に休暇で帰るのもなかなか厳しい状況ではありますが、さまざまなIT技術も利用しながら、業務を行っています。業務以外では、コロナの状況によりますが、お花見やバーベキュー、ハロウィンパーティー、クリスマスパーティーなども計画しています。毎週金曜日には、いったん仕事に区切りをつけて、社内で軽く社員たちと飲むこともあります。私たちはとても熱心に仕事をしますが、オンとオフの区別をつけて、社員同士がお互いのことを理解し合える環境作りも続けています。

—多国籍の方が在籍していますが、社員を迎え入れるときに大切にしていることは何ですか? 私たちの事業は、「人と関わること」になります。そのビジネスで成功する法則は一つだけでなく、積極的にアプローチする人もいれば、じっくりと人間関係を構築して、成功させる人もいます。そこで、私たちが人を採用するときに求めることは、チームとしてビジネスができる人です。たとえ素晴らしいリクルーターであっても、自分勝手な行動をとらずに、チームとして行動できる人を求めています。オープンな心で仕事に挑戦し、さまざまな文化の人たちとコミュニケーションをとり合うことが大切だと思います。柔軟性があり、変化を恐れず仕事に取り組める人は、私たちの会社に合っていると思います。また、私たちの会社の強みとして、早々に各社員のレベルを見極めて、適切な業務を任せていることもあげられます。社員により多くの権限を与えることで、たくさんのビジネスチャンスを与えたいと考えています。そういった柔軟な組織設計も、私たちが急成長できた理由の1つになります。

Future:東京でトップ3を目指す

—今後の展望について教えてください。 私たちは可能な限り早く、東京で大手の人材紹介会社として運営できるようになりたいと考えています。今後2年の間に達成したい目標は、東京の人材紹介会社の中で、売上トップ3に入ることです。私たちには、それが可能だと思っています。2022年にはオフィスも広い場所に引っ越し、増員しながら会社規模を大きくすることによって、同業者の中でも存在感を感じてもらうことができるようになりました。
今後私たちは、新たに「派遣事業」の展開も控えているため、正社員と派遣社員の2軸で事業展開していきます。多くのクライアントから、派遣業のニーズも高まっており、私とアレックスは以前の会社ですでに派遣事業も成功させているため、当社の次のステップとして取り組みます。

—Cornerstoneに興味を持った方へのメッセージをお願いします。 なかなか履歴書だけで、人を評価することは難しいので、私たちは当社に興味を持ってくれた方には、ほぼ全員に会うようにしています。1週間に10〜20人に会うこともあります。実際に入社するのは簡単なことではないかもしれませんが、当社の仕事に興味を持っている方たちとは、ぜひお会いしたいですね。

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